汕頭刺繍・相良刺繍・蘇州刺繍の歴史ある3種類の刺繍を指します。
それぞれ刺繍の技法が異なり、3種類ともとても巧妙な作りになっており、とてもおしゃれで一際目立つ刺繍です。
下記3種類の特徴をご覧になって、お気に入りの刺繍を見つけてください★
歴史:
1860年以降、中国の汕頭市を中心にヨーロッパ人宣教師たちがヨーロッパ刺繍の技法を
教えたのが始まりで、今もなお、代々母から娘へと技術が受け継がれております。
魅力:
オープンワーク(切り抜き刺繍)の一種で、透かしが入っており、とても細やかな刺繍であることが魅力です。近年では機械での生産もありますが、この技術はかなり高度であるため、手縫いともなると数十万の値が付くこともあるそうです。ハンカチ等に施されているのが有名ですが、この機会に是非お着物での汕頭刺繍を手にしてみてはいかがでしょうか。
歴史:
中国の漢の時代から作られ、日本では奈良時代から仏像の螺髪に使われております。
技巧:
別名玉縫いとも呼ばれており、一本の糸をかぎ針ですくい上げながら模様を描く刺繍技法を使用しているため、糸が引っ掛からないので、刺繍の中で最も丈夫だと言われております。こちらの技法はワッペン等で目にしたことのある方も多いのではないのでしょうか。
魅力:
相良刺繍は優しいながらも華やかな立体感をもたらしてくれるのが、最大の魅力です。
この機会に是非お着物での相良刺繍を手にしてみてはいかがでしょうか。
歴史:
およそ2500年前、蘇州が呉の首都として栄えていた頃から、刺繍が盛んに行われていたそうです。
技巧:
髪の毛の3分の1の細さの糸で、両面刺繍という技法を使用しております。
魅力:
細い糸で作るため、刺繍面が盛り上がらず、表面が波打たないのが、最大の魅力です。また、両面刺繍により、どちらから見ても美しいのも魅力です。
今でも世界の最高峰として評価されている、蘇州刺繍をこの機会に是非お着物で手にしてみてはいかがでしょうか。
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