最初で最後の卒業式、せっかく袴を着るなら「こうしておけばよかった…」なんて後悔したくないですよね。
卒業式を経験した先輩方のアドバイスをご紹介します。
目次
予約時編
・着付けは余裕をもった時間に設定しておくべき!当日、卒業式の時間ぎりぎりの到着になってしまい、式が始まる前に写真が撮れなかった。
・もっと早い段階から着物を選んでおけばよかった。12月ごろに予約に行ったが、自分の気に入ったものはすでに予約済みだった。
着付け編
・着付けの上手なお店にしておけばよかった!大勢の袴姿を見ていると着付けの上手い下手が結構わかる。
・髪形をどうしたいのか美容師さんに上手く伝えられず、思っていたのとは違う仕上がりに…。イメージを事前に伝えておけばよかった。
・自宅近くで着付けをしてもらえばよかった。荷物を預かってもらえず一日中持ち歩かなくてはいけなくて邪魔だった。
・ブーツの時はひざ下丈のストッキングがよい!普通のだとトイレの時に脱ぐのが大変でした。
他にもこんな声が
・振袖と袴の帯が違うことを知らず、着付けの際に戸惑った。
・着付けに必要な持ち物の中で、草履は忘れがちなので気を付けましょう。
・着物の着付けに思ったより時間がかかった、1時間半くらい。
・ブーツのサイズは少し大きめのほうがむくんでも安心。
・ブーツの下にタイツをはいておけばよかった、ストッキングは伝線するし寒い。
卒業式編
・着物を着てからしっかり食べるのは大変なので朝ご飯はお餅とかおなかにたまるものを食べおくといいと思います。あと、ちょっとしたお菓子とか持っておくとよかったかもしれない。
・着崩れた時の応急処置を学んでおけばよかった…。着物が気になって式にも写真撮影にも集中できなかった。
・ブーツのヒールが袴に引っかかってずり上がってきてしまった、歩き方や座り方を勉強しておけばよかった。
他にもこんな声が
・卒業式後に飲み会があるときは着替える場所を確保しておくべき。トイレは大混雑で使えなかったです。
・特にこだわりがないならブーツのほうが絶対楽です。階段のぼるときとか草履だと大変。あと雨の日はブーツの方が濡れなくて絶対に良い。
・絆創膏はもっておいたほうがいい!慣れない履物で靴擦れしている人がたくさんいた。
・袴を着ての所作を覚えておけばよかった。階段の上り下りのときとか裾を踏んづけてしまったり…。
・草履が普段はいているサイズにしたら小さかった。事前に試し履きしておけばよかった。
・締め付けられる袴で車に乗ったら気持ち悪くなってしまった。前日はしっかり寝て体調を整え、酔い止めもあったらよかった。
持ち物編
・長財布では巾着に入らないし、着物にも合わないから和柄の小銭入れとかがあったらよかったかも。
・洗濯ばさみはお手洗いの時に便利、着物の袖や袴の裾を止められる。
・証書を入れる折り畳みのエコバッグはかさばらないし、荷物が増えても安心だった。
他にもこんな声が
・着替えたものをひとまとめにできる風呂敷や大袋があったら便利。
・ケープとか櫛とか髪型を直すもの。風の強い日だったから前髪が乱れがちだった。ヘアピンは髪形が崩れた時にも、帯飾りを止めるときにも便利。
・筆記用具はペン一本ぐらいあったほうがいい、卒業証書をもらったり、学生証を返す時に必要だった。備え付きのペンは大混雑。
・セルフィー:みんな写真をとっているから頼みずらいし、自撮りは着物が映らないし着物だからしにくい。
・あいにくの雨で、草履カバーを検討しておけばよかった。
・寒さ対策。3月だと外はまだ冷えるしストールを用意すべきだった。
・携帯電話の充電器、たくさん写真を撮ると充電なくなっちゃう。写真の容量も空けておくべき。
・服とバッグがあっていなくて残念な印象に。
最後に
袴を着る機会はなかなかなく、卒業式で着るのが初めてという方がほとんどかと思います。
ご紹介した先輩方のアドバイスを参考にして「こうしておいてよかった!」と言える卒業式にしましょう。